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『商工中金』とは。

  2020/04/26    資金調達

新型コロナウイルス感染症で融資を受けようと検討されている方がインターネットで検索すると、「日本政策金融公庫」が検索されることが多いと思います。

次に「商工中金」というキーワードが検索されると思います。

(出典画像 商工中央ホームページ https://www.shokochukin.co.jp/)

「商工中金」、正式名称は「商工中央金庫組合」といい、1936年に設立された中小企業を融資対象とする政府関係金融機関です。

約80%が政府からの出資で、その他中小企業等協同組合、協業組合、商工組合などから出資されています。

「日本政策金融公庫」も「商工中金」共に政府系金融機関ということでは同じですが、下記のような違いがあります。

1.商工中金は、信用保証協会の保証をつける場合があります。日本政策金融公庫はプロパー融資が基本なので、融資の難易度としては商工中金のほうが高いです。

2.商工中金は、預金、決済機能等がありますが、日本政策金融公庫にはその機能がありません。商工中金は、民間の金融機関と同じ機能を有しております。

3.商工中金の取引先は、上場企業でなければ大企業でなければ取引が可能です。日本政策金融公庫は、中小企業のみが取引できます。日本政策金融公庫のほうが、創業融資に関してもハードルが低いです。

4.商工中金は、ほぼ90%を自己調達していますが、日本政策金融公庫はほとんどが政府からの調達に頼っています。

このようにコロナ特別融資に関しても、「日本政策金融公庫」のほうが借りやすいです。

ただし、日本政策金融公庫も融資の応募者が殺到しているため申し込みから着金までに2ヶ月くらいかかると言われています。

私自身が、日本政策金融公庫から創業融資を受けた時は審査も、1〜2週間程度で審査が通り、申込みから着金まで1ヶ月程度だったので通常時と比べても大分時間を有しています。

今の状況を考えると、危機的状況に備えるためにも他の金融機関からの借入も検討すべきかと思います。

政府系の金融機関である「商工中金」とも取引していることにより、今回のような危機的状況に陥った時にも政府の指針に従った施策を一早く打ち出してくるはずです。

政府系金融機関ということで少し安心感もあるかと思います。

今後のことも考えると「商工中金」との取引も考えてみてはいかがでしょうか。